同じにおいをしばらく嗅いでいると、においは消えていないはずなのに、
だんだん感じなくなります。
エアコンなどのにおいが少しきつい車に乗っても、最初だけでだんだん
においがわからなくなりますよね。
これは嗅覚の順応という状態です。
違うにおいの変化がわかるようにすることと考えられています。
もし、不快なにおいがいつまでも感じるままだとしたら、おかしくなってしまいますね。
人間の自己防衛のメカニズムは本当にすごいですね。
気を付けていると、だんだんわからなくなっていく変化がわかります。
自分の体臭も同じ原理で分からなくなっていますが、確認する方法があります。
風呂上がりに、自分の着ていた服のにおいを嗅いでみるのです。
(居酒屋、焼き肉などにおいが付く場所に行った時以外)
入浴中に嗅覚がリセットされますので、客観的に!?確認することができます。
朝起きた時に、夜着ていた下着などでもわかることがありますね。
◆口臭のチェック方法
話をしていて、相手の表情が歪んで、「あっ!」と思ったことはありませんか?
唾液をチェックすることで、口臭が強いかどうかはある程度わかります。
1.手の甲をしっかり舐めて、唾液を塗ります。
2.20秒くらい待ってから、そのにおいを嗅いでみます。