スーツですね毛が見えないようにする 靴下留め

スラックスの場合、靴下の選択が実は難しい。色は黒や紺などダーク系であるのはもちろんだが、問題は丈である。

ふくらはぎまでの丈の靴下だと、すぐに蛇腹のようにずり下がってしまう。
常に、靴下をたぐり上げなければならず、気を抜くと、すねやすね毛が見えてしまう。肌色がスラックスと靴下の間から見えるのはみっともない。

逆に、ロングホースだと、ずり下がらないが、スラックスの裏地がふくらはぎの後ろに引っかかってしまい、椅子に座っていて立ち上がった時など、スラックスが下に落ちず、膝が出てしまうような状態になる。
これも、スラックスを下げなければならず、すねは見えないが、不快である。

これらの問題を解決するのが、タニワタリ社製の靴下留めである。

  • ふくらはぎまでの短いタイプの靴下でも、下がらない
  • スラックスが引っかかる部分が無いため、ストンと落ちる
  • ゴムと金具で挟んで靴下を引っ張っているので、傷みにくい
  • 締め付けのホールド感が、サポーターのような感覚がある

靴下のずり下がりに関する問題を、完璧にクリアしている

タニワタリの直販サイト

商品名は非常に分かりにくく、「 L字ガーター巾30mm市松紺 」というような品名である。

http://www.taniwatari.com/shopping/?mca=1234567890-654324&ca=1234567894-123453

ほとんどWEB上の情報がないため、あえて紹介しました。

結婚式、取引先での商談時、重要な会議、カフェ、仕事中、駅のベンチなどで、いかなる場面でも靴下のずり下がりや、すねが出ていないか気にしなくていいことは、ストレスがかからず、本当に優れた小物だ。

タニワタリについて

Taniwatari とは漢字に表すと字のごとく「谷渡り」。
この名前の由来は、サスペンダーの強度を試すため、海軍将校が背カンを足で踏みつけ、両手でひっぱり、その強度に満足し、「これなら谷を渡るときにも役立ちそうだ」
といったことから、ニッカボッカ(※1)をはいた猟師がサスペンダーを踏んで谷を渡る商標が生まれました。
明治36 年以来「谷渡り人物印」の商標は、国内初のサスペンダーブランドとしてガーター(靴下止め)、 アームレット(裄吊り)・アームバンド(腕輪) などにも使用されてきた誇りあるブランドです。
私達は常に一貫した生産体制のもと、その伝統を受け継ぎ維持しながら、製品を作り上げています。

繊維に織り込んだゴムの数が多く、ジャガード織り仕様など、高密度で伸縮性に優れています。良い材料を使い、時間を惜しまず大切に作っていますので、品質には絶対の自信があります。

※1、ニッカボッカとは、工事現場などでみかける膝下までの丈で、裾口をベルト締めにした半ズボンのことです。
17世紀ごろからオランダで履かれ、19世紀から大流行。
今では、こども用の礼服などでサスペンダーと一緒に使われます。